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ニジイロクワガタ
学名:Phelacrognatus muelleri
和名:ニジイロクワガタ
体長:♂37〜75mm ♀26〜36mm |
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| オーストラリアで生息クワガタムシの最大種で1属1種のオーストラリア特産種である。体全体が虹色の金属光沢を持ち大変美しく人気も高い。体色は青系、赤系など個体差があり中には真っ黒なブラックタイプも知られる。体型も一般のクワガタと違い頭部が非常に小さく大顎が細く上に湾曲をするといった形をしている。飼育は割合容易で成虫になってからも1〜2年生きる。♀は多産で幼虫は菌糸瓶飼育で十分育つ。最近は流通量も増え価格も安定しているようだ。 |
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ニジイロクワガタの飼育方法
■平均6ヶ月〜1.5年長くて2年生きることもあります。
■飼育温度は20〜30℃。産卵を目的とした温度管理は 25〜30℃が最適。
・25℃以上になるとエサを食べ始め、産卵行動を開始します。
・35℃以上でも死ぬことはないがかなり弱わり長時間続くと死亡する事があります。
■成虫飼育に必要なものは
・プラケース ミニ
・コバエ防止のため必ずふたの間に防虫シートを挟むこ と。
・クヌギ・コナラ粉砕マット(未発酵マット)→転倒防止 のため粗めマットまたは樹皮を入れるといいでしょう。
・エサは16gの高タンパクゼリーを与えます。私は奈良 オオクワセンターの『高タンパクバナナゼリー』を与えています。
・ゼリーは十字に切り込みを入れます。これは ゼリーをこぼしにくくするためです。
・週1回は霧吹きを行って湿らせてください。
・また直射日光に当てないように比較的涼しい ところで保管してください。
■温度管理にもよりますが羽化後2〜3ヶ月後、後食が始 まればペアリング可能です。
25℃以上で産卵を開始します。個体差にもよ りますが1回の産卵で15〜30個、そのシーズンで50〜100個ほど産卵します。
■ハンドペアリング
・丸い容器(バケツ、洗面器など)の底部にカッターなど で縦、横に切り込みを何本も入れる。
これは親虫がつかまりやすくするためである。
・まず♀を丸い容器の中央に置きます。♂の大顎が♀の背 中に乗るようにT字にゆっくり置く。
・♂の触覚、後食器官、顎髭などを使い♀を認識し、♀に 被さるような交尾体勢に入れば成功。
・交尾が2〜3回成功したら♂は取り出して♀に2週間程 度、高タンパクぜりーを十分に与えます。
■ペアリング
・私は産卵セットに♂♀を入れ1週間同居させています。♀殺しはほとんどないです。
■産卵セットの用意。
・プラケース小〜中
・埋込マット(クヌギ、コナラ発酵マット)。
・産卵木1〜2本、一般に販売されている椎茸栽培のほだ木を使用する。品質はBランクの材でも十分産卵します。材質はクヌギ・コナラ直径13cm×長さ15cmほどで、なるべく芯が少ない物、出来るだけ柔らかい太い産卵木を選びましょう。
・高タンパクゼリー
■セット方法
・産卵木をラップなどに包み、電子レンジで5分ほど加熱します。(害虫駆除)。
・産卵木を加湿のため、12時間以上水に漬ける。この 時、味の素0.5%〜1%水溶液を使用すれば産卵数が増します。味の素を1%以上添加すると卵、孵化した幼虫の死亡の原因となりますので注意してください。また、固形分が残ると死亡原因となりますので出来るだけ溶かしてから使用してください。
・産卵木を取り出し約12時間〜1日、日陰で自然乾燥させる。このとき作業が遅れて2〜3日経つとカビが発生する事がありますのでその場合は洗い流せば完全ではないがカビは取れます。
・マットに埋める部分の樹皮はがします。
・マットは十分発酵したものを使用し軽く握って固まるまで湿らせます。ケースの底に2cm程つめマットの上に、産卵木を並べ、マットで産卵木を埋め込みます。産卵木の置き方は立たせても寝かし てもどちらでもいいです。
・高タンパクゼリーと交尾済みの♀をセットします。
・マット表面には転倒防止のためはがした樹皮 を置いておけばいいです。
■産卵
・♀は材をかじって卵を産み付けて埋め戻す産卵行動を繰り返します。またニジイロはマットにも産卵します。産卵中は静かな場所で光を避けて保管し、高タンパクゼリーを切らさないようにしてください。
■産卵セットの交換
・セットして1カ月後♀を取り出します。長くセットしていると、♀が幼虫を補食してしまうからです。
その後、♀は1週間程度、高タンパクゼリーを与えて休ませ次のセットを開始します。
■幼虫の割り出し
・♀を取り出して3週間後、幼虫の割り出しを行ないます。
・産卵後の産卵木を手で割っていきます。産卵木が硬い場合は、マイナスドライバー使い割っていきます。このとき慎重にしないとドライバーで孵化した幼虫を突くこともあります。
・幼虫、卵を取り出します。
・幼虫は必ず1頭ずつ分けてプリンカップ等に入れます。 プリンカップには、広葉樹のマットを詰め10日程度飼育し、菌糸ビンまたは発酵マットへ移します。
・卵はプリンカップに微粒子未発酵マットを3割ほどふわりと入れます。そこに取り出した卵を入れ保管します。
■準備(発酵マット飼育)
・ブロー容器またはガラス瓶、クヌギ・コナラの発酵マットを準備します。
・マットを適度に加水(団子状で崩れない位)します。水分量は気持ち多めがいいです。
・加水した発酵マットを容器に詰め込みます。
・割り出した幼虫、孵化した幼虫を入れます。
・あと暗い静かな所で保管し温度管理は23〜26度で管理します。
■マット交換
・2〜3ヶ月後マットが劣化、細かく砕かれている状態になればマット交換をします。
・♂♀共に800〜1000cc容器で十分良いでしょう。
・交換のタイミングとしては3ヶ月を目安にマット交換を行いましょう。
■準備(菌糸瓶飼育)
・個人でお気に入りの菌糸瓶を準備します。
・初令からならプリンカップの菌糸瓶で十分です。もちろんボトル容器800ccでもかまいません。
・あと暗い静かな所で保管し温度管理は23〜26度で管理します。
■菌糸瓶交換
・食痕が7〜8割ほど目立ってくると交換します。
・♂♀共に800〜1000cc容器で十分良いでしょう。
■菌糸瓶の管理
菌糸瓶は生き物です。菌種によりますがオオヒ ラタケの場合は23〜26℃、ヒラタケの場合は20〜23℃が最適です。管理温度が高温になると菌床の劣化、低温になるとキノコが生えてきます。こうなる と幼虫に必要な栄養が失われ良い結果が得られません。菌糸瓶飼育の場合は温度管理をお勧めします。
■ニジイロは菌糸瓶、マット飼育どっ ちがいいの?
・ニジイロは一般的に菌糸瓶飼育で大きく育つようです。平均62mmで55mmを下回ることはないようです。マット飼育については情報不足でお答えできません。今年からブリード開始しますので菌糸瓶、発酵マットでデーターを取るつもりです。解り次第報告いたします。